ハワイの大雨被害に関してカウアイ現地からの近況レポートです。4月14日から15日にかけての大雨によりカウアイ島の特に東から北にかけて大きな被害をもたらしました。当日、リフエ空港には便の乱れなどはありませんでしたが、18日現在は土砂崩れなどによって一部のエリアの道路に大きな影響が出ています。
道路状況
カウンティー・オブ・カウアイ(カウアイ群政府)の発表では、2018年4月18日現在の道路閉鎖は主に北海岸に集中しており以下の道路は通行できません。それ以外の場所でも通行制限が行われている所があるようなので気をつけてください。
- クヒオハイウェイのワイココとワイニハ区間
- キラウエア地区内のカヒリホロ・ロードの一部
- プリンスビル地区内のレイ・オ・パパ・ロードとハナレイ・プランテーション・ロード
- ハナレイビーチ沿いのウェケ・ロードの一部(ブラック・ポット・ビーチ付近)
観光関連
以下のハワイ州立公園は土砂災害などにより当面の間は閉鎖されるようです。
- カララウ・トレイルを含むナパリ・コースト州立公園
- ハエナ・ビーチ・パークを含むハエナ州立公園
- ポリハレ州立公園(公園に向かうLower Saki Mana Road入口から立入禁止)
飲食店・ショップ関連
ハナレイ地区の一部のレストランやショップは、通常営業に支障をきたしているところもあるようです。事前に確認してお出かけください。
制限や閉鎖されていない場所でも地盤が緩んだり、ぬかるんでいることが予測されますので特に車の運転には気をつけましょう。またアクティビティーや現地発着ツアーに関しては、運営会社や宿泊施設のコンシェルジェに事前に確認することをおすすめします。現在、カウアイ島では地元の人たちが中心になって助け合いながら復旧作業を行っています。しばらくは危険な場所には近づかないようにしましょう。状況は随時変わりますので、カウアイ郡政府のWebサイトや旅行会社で事前に確認してください。
カウンティー・オブ・カウアイ Webサイト
http://www.kauai.gov/