ワイルア州立公園の一部、Makai (海側)にあるのが、リッドゲート州立公園。ヒルトン・ガーデン・イン・カウアイ・ワイルアベイ(旧アストン・アロハ・ビーチ)からは、ホテル裏側を通ってビーチに歩いて行ける距離。休みの日はローカルたちで賑わう、カウアイの住民にとって身近なビーチ・パークのひとつ。中央にあるパビリオンでは、夕方からタヒチアン・クラスが行われていたりと、島の文化、暮らしが感じられる場所でもある。ビーチパークの中央には岩を積んで造られたタイド・プールがあり、子供を遊ばせたり、シュノーケリングなども楽しめる場所として、多くの観光客でも賑わっている。トイレ、シャワー完備。またライフガードも常時待機しているので安心は高い。ただし、タイドプールの外は潮の流れが強いビーチなので要注意。

また、ビーチ・パークの北端は、ハワイアンにとって聖域となっている場所。タヒチからカヌーで渡ってきたモイケハ(当時のタヒチの尊長の名前)一行が最初にハワイに上陸したのがこの場所。海辺、それに続く大地で、豊穣な農場と漁場を確保できた人々は、ここを安住の地として住み着いた。とくに、身分の高い人々がこの場所に住空間をかまえたため、周囲には、儀式を行う聖地、神殿がたくさん造られたという説が多い。後に、この場所から、背後にそびえるワイアレアレの頂上までが一つのアフプアアとなり、カウアイ島に多くあるアフプアアの中でも最も大きく、重要なコミュニティとなった。ちなみにリッドゲイトの北端部は「ハウオラ地域」と呼ばれている。


この場所には、ヒキナカラ・ヘイアウと、ハウオラ・オ・ホナウナウ跡地があり、近くにあるマラエ・ヘイアウ、カラエオカマヌ・ヘイアウ、またクアモオ・ロード沿いにあるヘイアウ群とともに「ワイルア・コンプレックス・オブ・ヘイアウ」と呼ばれ、クプナやカフナによって手厚く守られている。
中でも「ヒキナアカラ・ヘイアウ」(Hikina-akala heiau … 朝陽を迎える場所)は、現代でも多くのハラウ(フラ・スクール)が朝陽を迎えたり、新年を迎える儀式を行う姿がここで見られる。すぐ近くには、ハウオラ・オ・ホナウナウ跡地があり、「Hauola, City of Refuge (ハウオラ、避難所)」というサインが建っている。このヘイアウは、古代においては重罪を犯した人にとっての駆け込み寺的な役目を果たしていたという。
ハワイ諸島全体の文化、フラ発祥の地と言われ、カウアイ島はもちろん、ハワイ各島、さらにはセントラル・ポリネシアのカフナ、クム・フラにとっての聖域となっている。
Information
地図 | MAP |
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住所 | Leho Dr, Lihue, HI 96766 |
参考 | 入場料なし |